小説の途中経過
小説の新作、ほぼ半分くらいまで書き進んだ。ここまで、文字数で二万字、原稿用紙なら60枚程度になった。最終的には五万文字くらいになりそうだ。
今回は冒頭部分から始めて、次にラストを書いた。一回ラストがあって、さらにもう一度ダメ押しがくる。ラストを読んで、もう一回、最初から読み直したくなる効果を狙った。うまくいくだろうか。
書きあげたのを読んで、悪くはないんだけど、いま一つ盛り上がりに欠けると思った。そこで、新たな人物を登場させることにした。
新しい手法も取り入れた。
これまでは使っているのは次のような書き方。
A氏は、
「いい天気ですね」
と言った。B氏は頷いて、
「ええ、秋らしい青空だ」
と、空を見上げた。
それを新しい方法ではこうなる。
A氏は、
「いい天気ですね」
「ええ、秋らしい青空だ」
B氏が空を見上げた。
このように書く。