岸田首相訪米の成果

 国賓待遇での岸田首相の訪米、その一番の目的は安全保障、二番目は先端技術だったと思う。


 安全保障に関しては、米軍と自衛隊の関係強化、フィリピンへの自衛隊の派遣などの成果があった。これは、安全保障の枠組みを強固にしたもので、戦後日本の大きな方針転換ではないだろうか。
 先端技術については、マイクロソフトが日本に拠点を置くことになったようで、これもかなり重要な進展といえる。


 岸田首相がおこなった連邦議会での演説は、堂々としたもので、それなりに英語の能力があることも示した。これも良かったと思う。
 総じて、訪米の成果は大きかったと思われる。


 国内では、政治資金問題があるけれど、いつまでも追及を続けていては国益に反する。自民党内の処分と政治資金規正法の改正、並びに次の衆議院選挙によって、この問題を解決した方がいい。