civil war

 今日は映画の話題です。「civil war」という映画が公開されます。4月半ばに欧米で公開予定で、日本での公開時期は不明です。


 この映画は、アメリカが内戦状態になったことを描いています。カリフォルニアとテキサスがアメリカ連邦政府から離脱して、連邦軍と戦いになるというストーリーです。市街戦が発生したり、戦闘機が町を爆撃したりと、派手なアクション映画です。
 YouTubeで予告編を見ることができます。civil war trailer 2024 で検索してください。trailer は予告編です。officialサイト、または、赤いサングラスをかけた迷彩服の男の人が映っているサイトがお勧めです。


 この予告編の中で、「みんなアメリカ人じゃないか」と言うと、迷彩服の男性が「どんな種類のアメリカ人か」と答えるシーンがありました。これこそ、今のアメリカの実状を表していると思います。それは、増加する不法移民問題、富裕層、貧困層などの「アメリカ社会の分断」です。しかも、トランプ氏が大統領返り咲きを狙っていて、映画の世界ではなく、現実になりつつある感じです。というより、2021年の一月に、アメリカ議会襲撃事件があったので、すでに現実に起こったことなのでした。
 さらに、ロシア国内でも反政府組織が領土内を攻撃しています。アメリカ、ロシア、それに、中国も、内戦とまではいかなくても、大統領選挙、移民、経済問題などで市民の抗議活動が強まると、警察や軍と衝突する可能性はあります。


 さて、今日は四月一日、エイプリルフールなので、この映画の内容が実際には起きなくて嘘だったと、笑えるようになることを願っています。