前回までのあらすじ・・・津川は野々宮歩夢と知り合う。津川がオペラ「死の都」の話をすると、歩夢は、合コンで出会った男性がアイドルオタクだったと打ち明ける。 連載3 彼女は赤い傘を忘れる 【津川将司の見た夢(あるいは『死の都』第二幕・第三幕)】 〇 暗い道を歩いていると友人に出会い、彼が持って... 続きをみる
2023年9月のブログ記事
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前回までのあらすじ・・・津川がバーで、観てきたオペラの話をしていると、きれいな女性が現れ・・・ 連載2 彼女は赤い傘を忘れる 野々宮歩夢はカクテルを飲み干した。いい飲みっぷりである。大きなため息をつき、それから話し始めた。 「彼のことなんだけど」 マスターは予想通りといった感じで津川を見た... 続きをみる
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本日から、このブログにて、新作、「彼女は赤い傘を忘れる」を四回にわたって掲載してまいります。よろしくお願いいたします。 彼女は赤い傘を忘れる オペラを題材にした小説の四作目です。今回取り上げたのは、エーリッヒ・コルンゴルド作曲、オペラ『死の都』です。1920年初演のオペラです。 登場人物 ... 続きをみる
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週末から、ちょっと体調不良と、あれこれ重なったので、危うくドジをやらかすところだった。 部屋を施錠せずに外出した。近くのコンビニまでだったから、20分くらいだった。おまけに、昨日、自転車の鍵を付けたまま停めていた。とりあえず、何事もなかったのは幸い。この辺は安心安全の町です。
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小説サイトに投稿している私の小説、すでに十作品ほどになりました。 その中で、一番読まれているのは「美人画廊(令和版)」です。これは、かなり多方面に取材して書いた小説でした。英国世紀末、ラファエル前派、ヴィクトリア朝の絵画について詳しく書いたつもりです。伏線もあるし、〇〇〇な事柄もそれとなく忍ば... 続きをみる
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リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ「エレクトラ」の初演時には賛否両論があったといわれている。 「エレクトラ」を観て、電気椅子(エレクトリック)に縛られていると酷評されたり、また、ある音楽家は自宅に戻ってドミソの和音を24回弾いて落ち着いたというのも伝わっている。不協和音で、しかも大音響だかで... 続きをみる
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書き上げた小説をチェックしていて、ミス、誤字脱字が多くて嫌になる。毎度のことだが情けない。 この間(かん)、私は、恩田陸氏の小説だけ読んでいた。『夏の名残りの薔薇』『三月は深き紅の渕を』『真昼の月を追いかけて』『チョコレートコスモス』『訪問者』というラインナップ。リズムを大事にしたいので。
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新しい小説を書き上げた。意外と早く書けた。だけど、インパクトがない。あまりにも平凡だ。 前半は伏線のオンパレードで、それを伏線と思われないように書くのが一苦労。今度は後半で伏線を解決しないといけなくなる。これも、読み手が、前半のあの言葉は、実はこうだったのかとなるように工夫して書く。 これか... 続きをみる
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ラグビーの世界大会が始まって、日本も出場している。前回は強豪に勝って盛り上がったのを覚えている。 振り返ると、去年の11月はサッカー・ワールドカップがあって、今年の三月には野球のWBCがあった。それから、女子サッカー、男子バスケットボールもいい勝負をしていた。今度はラグビーだ。日本は各種スポー... 続きをみる
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とくに新書を読んでいると感じることがある。それは、文章の中にやたらと()が使われることです。 「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲 小学館新書 から例をみてみる。 多くの慢性疾患(生活習慣病)の原因に・・・以下略。これくらい短く、また、上述の文章を補足しているケースは読みやすい。 ただ、次のよ... 続きをみる
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日本の周辺に台風が幾つもあって、11号は台湾方面へ、12号は四国へ進んでいる。 その影響で、来週の予想は連日雨、雨となっている。暑さが続いて、次に雨ばかりでは極端な変わりようだ。関東地方は雨が少なくてダムの貯水量が減り、水不足だというから、雨が降ってくれるのは歓迎だけど、毎日雨では困る。 神... 続きをみる
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