長い話は老害

 昨日の国会で立憲民主党の山井議員が三時間の長い演説をしていました。予算委員会、委員長の不信任の趣旨説明と言う名目で、延々としゃべり続けました。壇上に分厚いファイルを何冊も置いて話して、まさに、滑稽としか言いようのない姿でした。


 国会における過去の演説で特徴的だったものを探してみました。1982年、自民党の田中六助議員は国会で代表質問に臨みましだ。だが、糖尿病などの影響で視力が衰え、大きな活字で原稿を書いたものの、読めなくて演説が滞ってしまったのです。ところが、次回、再び代表質問の立ったときは原稿内容を全て暗記して演説したと言うのです。視力は低下していても暗記力、頭脳はしっかりしていました。


 それにひきかえ、昨日の山井議員は、ファイルをあちこち捲って喋り、また別のページを開くという、なんとも緊張感のない、ダラダラした物言いでした。そうして三時間も同じようなことを喋り続けたのだから、認知機能を検査してもらったらどうかと思います。長い話は醜悪な老害です。


 さて、先日、政治倫理審査会に出席していた武田良太議員は、田中六助氏の甥にあたるそうです。この武田氏、審査会では何度か書類を見ながら説明していましたね。