能登半島地震、津波の被害

 能登半島地震、最初の大きな揺れが発生した直後、津波注意報、津波警報が出て、次に大津波警報が出た。その時のNHKの女性アナウンサーの呼びかけが素晴らしかった。


 大津波警報が出されたが、その後の報道では津波についてはあまり触れられていなかったように思う。それが、ニュースを見ると、津波によって甚大な被害が出ていることが分かってきた。
 珠洲市は、能登半島の先端に位置していて、日本海側に面した地域と、富山県側に面した地域がある。日本海側の方は、地震直後に津波が押し寄せ、また、地震で海底が隆起したそうだ。富山県側した地域、鵜飼、宝立、蛸島という場所も津波で大きな被害があった。つまり、鵜飼、宝立、蛸島地区は、能登半島を回り込んだ津波、もしくは半島の北側からの津波で被害が発生したということになる。もしくは本州から跳ね返ってきた津波もあったのかもしれない。


 地震発生から一週間、それでも救出された人がいると聞いた。まだまだ希望はある。