自民党の処分

 自民党の政治資金不記載を巡って、当該議員の処分がありました。処分の内容について考えてみます。重い処分、離党勧告は塩谷氏と世耕氏の二人でした。塩谷氏は旧清和会派の座長だったし、世耕氏は、自らの知人を旧清和会派の会計責任者として連れて来て、一連の政治資金疑惑の発端を作った責任があります。離党勧告は当然です。


 他の幹部は、これより軽い、党員資格停止、役職停止などの処分でした。西村氏と下村氏は資格停止一年間、他の幹部数名は資格停止半年でした。党員資格停止になると、次期選挙の候補予定者から除外され、公認もされないと思われます。


 この処分の「裏の思惑」を考えました。塩谷氏は74歳という年齢なのでこのまま引退でしょう。世耕氏は選挙に強くて無所属でも当選可能です。前回の参議院選では全得票数の70パーセントを獲得しています。


 また、党員資格停止は長くても一年なので、来年の五月ごろには処分が解除されます。処分が明ければ、いわば、責任を果たしたことになります。処分期間中に選挙になると、公認されず、当選は覚束ないでしょう。


 衆議院選挙は処分が明けるまで引き延ばし、来年の六月か七月に衆参同日選挙になると思われます。これなら、党員に復帰して、公認されるので、処分された議員も納得できるでしょう。むしろ、恩義を感じるかもしれません。世耕氏も当選して復党可能です。その間に、岸田総理は、自民党総裁に再選されることでしょう。なかなかうまく考えられた処分内容だと思います。

無題・いろいろ

 このところ、関東地方は曇りや雨のハッキリしない天気です。桜が咲いたのに、なんとなく残念な感じです。今日も曇っていて、そのせいか、腰、肩、それに左足が痛い。


 昨日は台湾で大きな地震があって、沖縄に津波警報が出て心配したけど、その割には津波は来なかった。でも、警報を出して用心するに越したことはありません。


 それなりに痩せました。なにしろ物価高だから、食事の量を減らして、節約に努めています。お腹の脇のムダなお肉がなくなったのはうれしい。

civil war

 今日は映画の話題です。「civil war」という映画が公開されます。4月半ばに欧米で公開予定で、日本での公開時期は不明です。


 この映画は、アメリカが内戦状態になったことを描いています。カリフォルニアとテキサスがアメリカ連邦政府から離脱して、連邦軍と戦いになるというストーリーです。市街戦が発生したり、戦闘機が町を爆撃したりと、派手なアクション映画です。
 YouTubeで予告編を見ることができます。civil war trailer 2024 で検索してください。trailer は予告編です。officialサイト、または、赤いサングラスをかけた迷彩服の男の人が映っているサイトがお勧めです。


 この予告編の中で、「みんなアメリカ人じゃないか」と言うと、迷彩服の男性が「どんな種類のアメリカ人か」と答えるシーンがありました。これこそ、今のアメリカの実状を表していると思います。それは、増加する不法移民問題、富裕層、貧困層などの「アメリカ社会の分断」です。しかも、トランプ氏が大統領返り咲きを狙っていて、映画の世界ではなく、現実になりつつある感じです。というより、2021年の一月に、アメリカ議会襲撃事件があったので、すでに現実に起こったことなのでした。
 さらに、ロシア国内でも反政府組織が領土内を攻撃しています。アメリカ、ロシア、それに、中国も、内戦とまではいかなくても、大統領選挙、移民、経済問題などで市民の抗議活動が強まると、警察や軍と衝突する可能性はあります。


 さて、今日は四月一日、エイプリルフールなので、この映画の内容が実際には起きなくて嘘だったと、笑えるようになることを願っています。

暖かいを通り越して

 今年は三月に入っても寒くて、桜も開花が遅れていた。昨日は午前中は暴風雨のような雨で、それがおさまってから、いっぺんに気温が上がった。今日は暖かいを通り越して、春ではなくて夏みたいに感じる。こういうときは体調に気を付けなくてはならない。


 それに、なんというか、こんな天気が急変するときには地震とか、良くないことが起きそうな気がして仕方がない。関東地方は地震がよく起きているから心配だ。


 アメリカのニュースを見ると、低気圧が大陸を横断していて、大雨だったり、嵐が吹きまくっている。竜巻が頻繁に発生していて、これには驚く。そう言えば、日本は地震が多いけれど、アメリカはというと、ロサンゼルスやサンフランシスコで地震が起きるらしい。フロリダとかは地震の心配はないのかな。

英語ニュース(橋の落下ほか)

 NBCやABCなどのアメリカのニュースは、ボルチモアでの橋の落下の話題ばかりになった。これは日本でも大きく取り上げられている。
 映像を見ると船が衝突して、橋が一気に壊れている。あまりにも、もろい、あっけない壊れ方だった。構造的に橋脚と橋脚の間の道路が繋がっていたので、いっぺんに崩壊してしまったようだ。
 それで、思い出したのが、数年前、関西空港の橋にタンカーが衝突した事件だ。もちろん、橋にぶつかる角度、スピードが違うから比較はできないが、関西空港の橋はひどく壊れることはなかった。日本のインフラの方がしっかりしていると思った。


 大谷の通訳の賭博問題は、アメリカではそれほど大きくは報道されていない。
 私は大谷の記者会見を見ていて、英語を一言も発しなかったのは気になった。慣れない英語を使って、今後、捜査に影響があるといけないから、間違いのないように日本語で喋ったのだろう。けれども、最後に「サンキュー」ぐらいは言ってもよかったと思う。
 それから、日本のニュースやワイドショーで見ると、大谷の発言が正しいと安心できるのだが、アメリカのニュースで見ると疑惑の対象にされるのではと不安になる。大谷がスーパースターではなく、単なる東洋人に見えてしまった。