ウクライナで起きていることは・・・

 昨日に続いて、岸田首相の訪米に関してです。
 岸田首相がおこなったアメリカの議会での演説は、日本のテレビではあまり紹介されていませんが、かなり思い切った発言をしています。たとえば、次の一節です。


 Ukraine of today may be East Asia of tomorrow 
 日本語にすると、
「ウクライナで起きていることは、明日には東アジアで起きるかもしれない」となります。


 この発言で拍手喝采、スタンディングオベーションになりました。
 日本の総理の発言としては、安全保障関連で、相当に踏み込んだものだと思います。中国を意識した発言ですね。なお、英語ではウクライナではなく、ユークレインです。


 さて、そのウクライナですが、アメリカの支援が滞って、ミサイルは不足、弾丸は尽きかけています。電力施設を攻撃されて、厳しい状況のようです。トルコが停戦の仲介に乗り出したとの情報もあります。
 これ以上、犠牲者を増やさないよう、ウクライナに平和を。

岸田首相訪米の成果

 国賓待遇での岸田首相の訪米、その一番の目的は安全保障、二番目は先端技術だったと思う。


 安全保障に関しては、米軍と自衛隊の関係強化、フィリピンへの自衛隊の派遣などの成果があった。これは、安全保障の枠組みを強固にしたもので、戦後日本の大きな方針転換ではないだろうか。
 先端技術については、マイクロソフトが日本に拠点を置くことになったようで、これもかなり重要な進展といえる。


 岸田首相がおこなった連邦議会での演説は、堂々としたもので、それなりに英語の能力があることも示した。これも良かったと思う。
 総じて、訪米の成果は大きかったと思われる。


 国内では、政治資金問題があるけれど、いつまでも追及を続けていては国益に反する。自民党内の処分と政治資金規正法の改正、並びに次の衆議院選挙によって、この問題を解決した方がいい。

少しペースを落とします

 事情により、ブログの投稿回数を週に一、二回くらいに減らします。すみません。

セミの大量発生

 今年、2024年、アメリカでは大量のセミが発生するそうです。その数、数千億匹とも一兆匹とも言われています。アメリカには、13年ごとに発生するセミと、17年ごとに発生するセミがいて、今年はその両方が同時に現れる年になります。日本ではセミが卵から成虫になるまで7年くらいなので、13年とは、かなり長くかかるのですね。


 全米で発生するのですが、とくにフロリダ半島から五大湖周辺にかけてが多いとのことです。しかも、日本はセミは7月ごろから鳴き始めますが、アメリカでは5月には出てきます。今年はたまたま周期が重なるので一兆匹も出現するそうです。前回の大量発生は1803年で、13と17の最小公倍数の221年ぶりの出来事になります。(ここは、書いていて自分でも納得できない)


 英語でセミは cicada 、発音は「シケイダ」です。セミの抜け殻は shell 、セミの鳴き声 buzz と言います。日本人には、セミやスズムシの鳴き声は季節感があり、風情があって、好ましいものですが、欧米では虫の声は単なる騒音、noiseとしか受け取られないと言います。セミの鳴き声は90デシベルくらいあり、パトカーのサイレンよりうるさいそうです。


 そこで、「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」とはならず、「The cicada makes noise」となってしまいます。ノイズかよと思います・・・日本人で良かったですね。

忘れた

今、何をしようとしていたんだろう。忘れた。