石破内閣、とりあえず始動
自民党総裁選で石破茂氏が総裁になり、その後、石破内閣が発足しました。10月9日に衆議院を解散して、15日公示、27日投開票とのことです。
石破氏はこの十年あまり非主流派で、党の役職にも大臣にも就いていません。そこが不安な点です。
一つは体力面です。総理になる覚悟はしていたでしょうが、総理大臣の激務が務まるのか疑問です。体力的に負担や疲労が重なって赤信号が出るかもしれません。
石破総理は、これまで党内非主流派で、いわば、野党的立場から発言していました。しかし、今度は、責任ある総理として発言しなくてはなりません。その準備ができていたのでしょうか。まだ、総理になって間がないのですが、準備万端とは言えないようです。
準備が不足している例として、石破総理がアジア版NATOに言及していることが挙げられます。これは、たとえば、韓国が某国に攻撃されたとき、日本も一緒に戦うための枠組みです。しかし、武力行使となると憲法改正が必要です。このような大きな変化は一年、二年では不可能でしょう。
党の人事、内閣で旧安倍派を一掃したのはよかったと思います。というより、安倍派を登用するわけにはいきませんでした。衆議院選挙でも、裏金疑惑議員の一部を非公認にするなどして、政治資金正常化に取り組んでいる姿勢を見せなければなりません。